コア会議では、小学生にもわかりやすく国分寺崖線のことを学べるように、断面模型を作りました。
地層を見ながら、台地に降った雨が地面に染み込み、ろ過されて湧水として湧き出す様子を表現しています。
私たちが生活している台地の上の住宅地は、家や車のミニチュアを置いて表現しました。斜面には様々な植物が生えています。崖の上と下の高低差は約10~20mあります。
台地の上に降った雨は地面に染み込んで、地層の中に貯まってから湧水として地表に現れます。湧き出した水は植物を育て、生きものたちのすみかとなる、豊かな森が作られます。
現代では、台地の上に多くの建物や舗装道路があるため、雨が染み込むための地面の面積が少なく、湧水が少なくなる原因の一つになっています。国分寺崖線のみどりを守るためには、地層の中に水を貯める仕組みが大切です。